そこで手元にあったコンパネの切れっ端を加工して、ウェーダーの重さに耐えるハンガーを作りました。立位と倒立の両方の方向に吊るすことができるように工夫しました。
名づけて「ウェーダー用2wayハンガー」です。
写真(左上)は立位で吊るしてる様子です。靴底が地面に着く程度に高さを調整すれば風で揺れるのを防止できます。このように吊るして、新聞紙(1日分)を筒状に丸めて、片足にそれぞれ一本づつ入れておくと、靴底の湿気を吸い取ってくれるので早く乾燥できます。
写真(右上)は逆さまに吊るしている様子です。ウェーダーの中に水が入った時などには、まず、このようにして水を出します。このまま吊るしていても、靴底のあたりは中々乾きません。水分は蒸発して上に行くのです。だから、仕上げは写真(左上)のように、立位にして乾かす必要があります。
写真(下)にハンガーの全体を示します。次の部品で構成されています。
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1)ハンガーを物干し竿や天井に吊るすためのフック
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2)コンパネを切り出して作った板(靴の甲や踵の両側が引っかかるような形状)
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3)ウェーダーを立位で吊るすためのフックと長さを調整するための自在金具(木片製)とフック(フックはクリーニング時にもらったハンガーの針金を再利用)
板とフックは細めのロープでつなぎます。前後2本のロープの長さで板の傾きを調節して、ウェーダーを逆さに吊るしても脱落しないようにします。